医療費明細システムについて
病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、保険証・資格確認書等を提出すれば自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。
そこで、健康保険組合では、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金などがわかる「医療費明細システム(KOSMO Web)」により、みなさんにお知らせしています。

当健康保険組合では、令和3年10月より「医療費情報」「給付金支給決定通知書※」「処方医薬品(被保険者のみ)」をWEBでご覧いただけます。
世帯単位での閲覧となり、勤務先・ご自宅・スマートフォン等からご確認いただけます。確認できるデータは、2020年4月診療分から最長2年分です。2年を経過したデータは削除されます。データは毎月末頃更新され、原則として診療を受けた月の3ヵ月後から照会できます(医療機関からの請求が遅れた場合は掲載も遅れます)。医療機関を受診されなかった月のデータはございません。
医療機関の窓口では、初診料・検査料・処置料など項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれます。「医療費明細システム(KOSMO Web)」と照らし合わせてチェックしましょう。
間違っている場合は、当健康保険組合に連絡してください。なお、確定申告の医療費控除にはご利用いただけません。
※「給付金支給決定通知書」は健康保険組合からの給付金証明として、ご利用いただけます。